福祉経済委員会 視察・所感

氏名  神谷 昌宏   

2.武雄山内衛生処理センター
 し尿処理場については、昨年の福祉経済委員会以来これで4ヶ所目の視察ですので、処理方式や能力、事業費といったことより、その後のコストや、建設に対しての地元住民の理解といったことをポイントに見て来ました。
(1)ランニングコストについて
旧施設のランニングコストは 1,920円/kl
新施設のランニングコストは 1,783円/kl
全国平均は 2,100円/kl〜2,200円/klだそうです。

刈谷市においても、建設費の多少と共に、メンテナンスやオーバーホールの費用、ランニングコストも、入札の際の注意点として加味しておく必要があると思います。
(2)地元住民の理解について
 この場所へのし尿処理施設の建設としては、3施設目になるということで、地元からの反対や補償といったことも特になく、順調に進んだようです。そうした中にあっても、臭気の防止や放流水質の改善などには十分注意がされ、外観も造り酒屋をイメージさせるような作りになっていて、地元住民への配慮は十分にされていました。

 刈谷市においても、地元住民の理解が得られるような施設計画と説明が今後重要であると思います。
3.キャナルシティー(福岡市)
 施工区域約4.2haで、刈谷駅南口再開発用地5.7haと同規模ですので、南口をイメージしながら見て廻りました。
 平日の午前中うということもあって、お客さんの数はまばらでした。事業費約800億円を掛けて1996年にオープンしたものですが、4年が過ぎた今日、採算的にはどんな状態であるのか非常に興味深く思いました。
 外観の華やかさだけでなく、数字的な押えも把握しながら、南口の開発に生かして行きたいと思います。

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