午前中は建設水道委員会の傍聴。
『新馬瀬口ポンプ場の整備工事請負契約締結について』の議案では様々な意見が出された。
橋梁談合事件に関わっている三菱重工(株)が今回の工事を落札したのだ。しかも予定価格に対する落札率70%という非常に安い金額での落札であった。
現在の刈谷市のルールでは、今回の橋梁談合事件によって三菱重工が指名停止とはならないルールになっている(難しい説明は省くが)。従って「ルールに則って適切に入札がされた結果」とも言えるわけだが、「談合事件によって今まさに新聞紙上を賑わしている業者に発注することが道義的にいいのか」と問われると、自信を持って「いい」とは言い切れない。
しかし、「三菱重工は適当でない」として、次の落札価格の業者に発注したり、入札をやり直したりするということになると、今回の価格より高い金額で発注することにも成りかねず、結果的に市民の利益を損なうことになる恐れもある。また、水害対策としては一刻も早いポンプ場整備の必要性もあるわけだ。
私は傍聴席で、「もし自分が答弁する側であったら、どう決断したであろうか。非常に難しい決断だな~ (´・ω・`)」と考えていた。実際、助役の答弁にも悩める気持ちがにじみ出ていたように思う。ただ1つ言えることは、これを機に指名停止のルールを見直す必要があるということだ。
その他、『刈谷駅南口の再開発』について進捗状況の説明があった。6月1日に事業認可申請をし、秋頃には認可の予定。平成18年度末頃には工事に着手予定とのことである。ここでもやはり、「18年度末」が1つの節になっている。 (参考:18年度末までに完成予定の事業がいくつかあって、18年度末というのは刈谷のまちづくりの1つの節になっているようだ。たとえば新体育館・フローラルガーデンよさみ・小山踏切・JR新駅など)
午後からは、文教委員会に出席。こちらは議案が少なかったので比較的早く終了。私からは『老朽化した学校体育館の建て替え』について、小垣江小学校や小高原小学校を例に出しながら要望した。
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