2000.4
Vol.07

ロンブスが偉大なのは、アメリカ大陸を発見したから偉大なのではありません。アメリカ大陸があるのかないのかわからないのに大西洋に船出したから偉大なのだと思います。 答えのあることが判っている問題を一生懸命することは勤勉であります。チャレンジとは答えがあるのかないのかわからない問題に向かって挑戦することだと思います。
“挑戦しなければ見えてこない”

の言葉を強くかみしめながら、「明るい豊かなまち刈谷」をめざして若者らしく・一生懸命頑張りますので、ご支援とご鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

今までのレポートはここです

 

私がまさひろさんと活動し始めて早いもので1年になろうとしています。この一年間で多くの事を彼から学びました。また、彼を通じて本当に多くの方ともお会いすることができました。一期一会、まさに人との出会いにおいて、人として人と接することの大切さを改めて学んだ一年でした。 編

 

~3月度定例議会~

 平成12年2月24日(木)から1ヶ月間にわたり3月議会が行われました。3月議会は平成12年度の当初予算を審議する議会であり、定例会の中では最もボリュームのある議会です。平成12年度予算は一般会計では427億8300万円と前年度に比べて2.1%の伸び率です。特別会計は介護保険会計や、野田北部土地区画整理事業が新設されたことにより前年度に比べて15.3%の伸び率で236億9137万円となりました。水道事業会計は1%の伸びで37億7484万円とほぼ同額です。三会計の総額は6.1%増の702億4900万円となり、初めて700億円台となりました。
 今回のコロンブスレポートVol.7では、平成12年度予算の中から、身近で皆様にとって関心の高そうな事業について私の考えも含めながら、できるだけ判り易く解説していきます。
  

1. 7月11日 1割お得なプレミアム商品券が発売です。

 7月11日に刈谷市商店街連盟や刈谷商工会議所などの会員約700店舗で使用することの出来る「市政50周年記念プレミアム商品券」が、信用金庫・信用組合などの市内各支店で発売されます。500券22枚綴りを1万円で販売し、総額3億円の発売を予定しています。個人消費の拡大により、市内の商業者や商店街の活性化を図ることが目的で、プレミアム部分の3,000万円と発行経費のうち70%の約2,590万円を刈谷市が補助します。10%お値打ちにお買い物が出来ますのでどんどんご利用ください。但し、購入限度額は1人につき、100,000円ですからご注意ください。

  

2. お待たせしました。小山踏切の工事が再開します。

 豊田自動職機製作所の正門から、イトーヨーカドーに行くときに通る踏切です。私が市会議員になる以前から、しばらくの間工事がストップしていましたので、多くの皆様から「あの踏切はいつになったら完成するの?」というご質問をいただいていました。市当局において、現在地権者と事業計画等について話し合いを進めていました。が、概ね合意が得られる見通しがつき、平成12年度の予算に事業費として約5億8,000万円が計上されています。完成については、1日も早くするよう市当局に要望していきます。
 平成3年に調べた(ちょっと古くてごめんなさい)ら、この小山踏切の1日の遮断時間はなんと10時間17分だったそうです。1日の約半分は踏切が下がっており、特に朝夕の通勤、通学の時間帯には交通渋滞が起きています。
 平成15年よりJRとの平面交差がなくなり、安全に早く通行でき、南北の交通渋滞が緩和され、地域発展が期待される道路となります。

  

3. JR刈谷駅がちょっぴり『人にやさしく』なります。

現在刈谷駅には、2Fの改札口に行くまでのエレベーターはあるのですが、改札口からホームへ行くまでの間には、エレベーターがなく、お年寄りや障害者の方が大変苦労をされています。そこで今回、車椅子対応のエレベーター2基(11人乗り)とエスカレーター2基、そして車椅子対応のトイレを、改札口より内側に設置することになりました。事業費は総額5億円でこれを刈谷市(約1億7000万円)・JR・国で負担し平成12年度中に完成する予定です。
 私のまちづくりの目標であります「刈谷市の全ての施策に環境と福祉の視点を取り入れる」という事の実現に一歩近づきました。

  

4. 市内8ヶ所目の児童育成クラブ(いわゆる学童保育)がスタート。

恩田町の松雲院さんの北に児童育成クラブ施設を建設します。刈谷市では、少子化・核家族化・親の共働きなどにより放課後家庭で一人で過ごすことの多い児童に対して、適切な遊びや生活の場を提供することで、児童の健全な育成を図ることを目的に、昭和55年4月より『児童育成クラブ』を開設しています。現在は、児童館を中心に、市内7ヶ所の施設で開設していますが、将来は小学校全ての学区での開設を目指して進めているところです。
 今回開設する恩田地区では、現在一ツ木福祉センターの児童館で行われているクラブが定員30人程度に対して、52人の登録という状況から、市内では最優先に必要とされていたところです。9月からスタートの予定です。

  

5. 小学校でも生きた英語の授業が始まるよ!

刈谷市では平成元年から中学校を対象に外国人英語講師の派遣を始め、現在は2人の講師が各校を3週間に一度訪問して指導しています。テスト期間中などで中学校に授業のない時などに少しだけ小学校を訪問していたのですが、今年度からは、小学校に1名、中学校にも1名増員して、3名の外国人講師を派遣し、小学校のうちから生きた英語を学ぶ機会を提供し、英語に対する興味や関心を深められるようにします。
 授業は一学級で年間10時間程度で、「聞く、読む」が中心で、授業中は日本語を極力使わないようにするとのことです。

  

6. 22地区すべてに市民館が完成~今後の方向は~

過去刈谷市では、市民センター設置地区には市民間は建設しない方針で、18の地区にそれぞれ1箇所ずつの市民間を建設してきました。そのあと、18すべての地区に市民館が完成したことから市民センターが設置されている4つの地区においても市民館を建設することになり、平成11年度の野田と今川に続いて、今年度小垣江と東境地区においても市民館を建設します。これで市内22地区すべてにおいて市民館が完成することになるわけです。
 私も議員になって、市民館を覗く機会が増え、そこで目にするのは、多くの方々が様々な活動を活発にされている姿です。コミュニティーの絆を深める必要性がますます高まる中、地域住民のコミュニティーの中心拠点として、市民館の役割はますます重要になってくると思われます。
 そうした中、これまで1つの地区に1つの市民館という考え方は、ある意味では非常に平等・公平だったと思いますが、それぞれの地区の大きさにかなりの差がある以上、本年以降のこの事業の進め方としては、大きな地区には2つ目の『コミュニティー活動の拠点』を建設という方向にいくべきだと私は思います。

  

7. 中学校のコンピューターが新しくなります。

平成5年度に市内全中学校に整備した教育用のコンピューターを更新します。1校あたりのコンピューター整備台数は、生徒用42台・教師用2台で事業費は約6,700万円です。コンピューターの世界では7年前の機器は化石ですからね。

  

8. 保育料が少しだけ下がります。

3 人以上のお子さんを保育園に預けている家族の保育料が、それぞれに10 分の1 ずつ引き下げになります。これまでの保育料は、国の徴収金基準により同一世帯で2 人以上が保育園に通っていると1 人は全額、もう1 人は半額、それ以降は10 分の1 の徴収となっていますが、それでも家族の負担は重いため、この度市独自の支援策として行います。「 保育園で下がるのなら、是非、幼稚園でも同じ条件で引き下げを!」と思い、当局に尋ねたのですが、ゼロ歳児から保育している保育園と違って、幼稚園の場合は早くても3 歳児からの保育のため、3 人以上が幼稚園に入っている対象世帯が今のところないそうです。

  

9.え ーっ!この苦しい時に・・・小・中学校の給食費が上がります。

平 成12 年4 月より給食費が、小学校200 円→220 円、中学校230 円→250 円にそれぞれ値上げになります。当初、「物価の値上がりのため」という理由を聞いていたので、「今どき物価が上がったなんて話は聞いたことがない。」という思いで給食センターに確かめに行ってきました。正しい理由は次の通りです。

1. 給食費は平成4 年4 月から上げていない。
2.
その間に消費税が値上がりして材料費には5 %の消費税が加算されることになった。
3.


これまでは国の政策として、米の値引き措置が行われていて、平成9年以前には、政府米の47.5 %引きで米を仕入れることができていたが、財政構造改革により除々に値引き率が 引き下げられ、平成12 年からは値引きは0 になる。

これらの理由で1 食20 円のアップとなるわけですが、それならば「合理化をするか、市の予算で補助などして材料費のアップを負担させないように」と主張したのですが、そこには国の法律という壁がありました。それは・・・・・学 校給食においては、『人件費、施設費、光熱費などは市が負担』、『主食、副食、牛乳の材料費は保護者が負担』というルールがあるのです。従っていくら給食センターの皆様が努力して合理化しても、あるいは市の税金によって補填しようとしても、材料費としての給食費は必ず保護者が負担しなくてはならないのです。景 気が悪くて厳しいこんな時期に、皆様へのご負担は本当に心苦しいのですが、どうかご理解ください。まだまだ勉強不足なのでいけませんが、何かよい方法はないか、これからも考えて行きたいと思います。

  

10.原崎町に老人デイサービスセンターができます。

高 齢者の介護や入浴等のサービスを行うための通所施設を建設するため、原崎町(今、建設中の県営住宅の西側)に用地を購入して、先ずは実施設計を行います。

  

~ 介護保険 - 高浜市ばかりが話題になるけれど・・ ~

お隣の高浜市が「福祉先進都市」として、新聞等によく紹介されます。先日も介護保険について左のような新聞記事を見かけました。

それに比べて「わが刈谷市はどうなっているんだ!」という思いで、介護保険に関して、刈谷市と高浜市の比較という角度から、福祉経済委員会の中で当局に尋ねてみました。刈谷市と高浜市の違いを簡単に説明しますと、
  

【ポイント】従来の高齢者福祉サービスを、高浜市のように、介護保険の中で行うのか、刈谷市のように介護保険とは別に、一般会計予算(税金)で行うかの違いです。
そして、高浜の方法ですと、サービスの上乗せ・横出し分(これまでのサービス分)は全て65 歳以上の1 号保険料にはねかえってしまい、刈谷市に比べて700 円以上も保険料が高いという結果になってしまいます。しかも、65歳以上の被保険者といっても、サービスを実際に利用するのは、1 割程度の人ですので、この負担増をサービスを受けない全ての65 歳以上の被保険者で賄うことが良いかどうか疑問が残ります。
 このように、刈谷市と高浜市の違いは、方法の違いであり、わが刈谷市も決して高浜市に遅れをとっていないことがわかりました。特に介護保険認定で自立と判定された方でも、従来の介護サービス(ホームヘルパーの派遣・デイサービス・ショートステイなど)は受けられますのでご安心下さい。但し、介護保険との公平性を保つため、1割の負担は必要となります。

 

~ お伊勢さん初詣で ~

2 月7 日(月)に、神谷まさひろ後援会としては初めての企画であります、『お伊勢さん初詣で』のバス旅行を行いました。当初、後援会の幹部の方より「まさひろのカラーではないからやめとけ」という声がありましたが、とにかく良いか悪いか一度やってみて、その結果を見て来年また考えれば良いという思いで、昨年11 月より募集を開始しました。
 「なんとかバス一台くらいはいっぱいにしないと、旅行会社に申し訳ない」と思っていたのですが、想像していたより多くの方々にお申し込みいただいて、当日はバスを3 台での旅行となりました。前日まで降っていた雨も上がり、快晴とまではいきませんがまずまずの天候で、移動の途中に少し雨に降られることもありましたが、現地では雨も降ることなく寒さだけが少し気になる一日でした。道中のバスの中は、そんな寒さを吹き飛ばすような熱気で、ビンゴ大会、カラオケなどで大いに盛り上がりました。

今回の企画は、平日で行き先が伊勢神宮ということもあり、比較的年輩の方々に多くご参加をいただきました。その募集段階から当日の皆様との会話を通して感じたことは、お年寄りの方々は、地域の人々や友達との交流など、社会と積極的に交わることで、自分自身の存在感や社会の中での使命を確認しているのではないか?・・ということでした。少子高齢化・核家族化が増々進んでいく今日、お年寄りの方々が個の殻に閉じこもってしまうのではなく、自発的に社会と関わり、人々と触れあい、生き生きと活動していく、そんな社会のシステム作りが大切なのだろうと思います。
 そういった意味で、単なる市会議員の後援会活動というとらえ方だけでなく、コミュニティーの絆づくりの場として、また、心豊かな人生の自己実現の機会として、今回の様な交流系の後援会活 動は今後も積極的に行って行こうと思っています。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
 

第1 回コロンブス杯ゴルフコンペ参加者募集中!

2000 年5 月23 日(火)三重県久居市の青山高原CC で開催します。

詳しくは神谷まさひろ後援会事務所までお問い合わせください。

TEL (0566)23- 0344 FAX (0566)23- 1399

  

編集長のページだっ!


2000年・大晦日
御霊神社での餅つき。
張り切りすぎて、
普段から使いすぎの
腰をよけいに酷使し、
この後、楽しみにして
いたGOLFをキャンセル
してしまう。とほほ・・・

SNAP×SNAP 写真大募集

スナスナでは、みなさまからのスナップ写真を大募集しています。
「俺のかっこいいとこみてくれよ」、「わたしの晴れ舞台みて」
なんでも結構です。後援会事務所までどしどしご応募ください。

”新舞踊・歌謡舞踊”

今回は新舞踊・歌謡舞踊の師範として頑張っておられる中村観寿々さんをクローズアップしてお届けします。観寿々さんはご存知のとおり、中村孝之事務長の奥様で、選挙のときも熱心にまさひろ氏を応援してくれました。
 そんな観寿々さんの新舞踊・歌謡舞踊とは、演歌・ニュー演歌を日本舞踊の振りに創作して振付けられたものです。刈谷市民会館の舞台を中心に年間で5~6回ほど舞台で活躍され、遠くは大阪までいかれるとのこと。いつまでも輝いていてほしいですね。

【コロンブスレポートを希望される方へ】
 神谷まさひろ後援会では年間6回程度コロンブスレポートを発行しています。(号外を含む)後援会事務所まで電話又はFAXでご連絡くだされば、定期的に送らせていただきます。市民と行政を結ぶ情報誌としてぜひご覧下さい。(無料です) 尚、バックナンバーVol.1~Vol.6(一部コピーも有り)ご希望の方もご連絡下さい。

=後援会事務所=

  TEL 23-0344     FAX  23-1399

 

神谷まさひろ座右の銘
【生きているということは誰かにお世話になっていること
生きていくということはそれをお返ししていくこと】