平成25年12月議会 質問質疑(一般質問)

12月4日(水)〜20日(金)まで17日間の会期で刈谷市議会12月定例会が開催されました。今回は15名の議員が一般質問に登壇し、14の議案が審議されました。
私も2日目の2番手として約1時間、一問一答方式にて質問を行ないました。質問項目は[中小企業振興基本条例について]と[所有者のいない猫の適正管理について]の2項目です。質問・提案の内容を要約してご紹介します。

中小企業振興基本条例について中小企業振興基本条例を制定しました

「刈谷市においても中小企業振興基本条例を制定するように」訴えました。こうした条例は愛知県内でも、名古屋・半田・春日井・安城・知立・高浜市が既に制定をしており、平成26年度には蒲郡と大府市が、さらに平成27年度には新城市が制定の予定となっています。そして、その中では次のようなことが謳われています。

「資金供給の円滑化や起業家、技術力の向上を支援します」
  →これらの具体的施策は現在、刈谷市でも行なわれていますが、条例にすると更に強力です。
「市は、工事の発注、物品・役務の調達に当たり、中小企業者の受注機会の増大に努める」
  →公共事業の優先発注。ほとんどの自治体で謳われています。
大企業の役割として「中小企業の健全な発展に協力する」
  →大企業による中小企業支援を謳っています。
「施策の実施にあたり、中小企業者および中小企業者に関する団体の意見が反映するように
  努める」⇒中小企業振興会議=市長の諮問機関

  →この会議で具体的な事業の提案と検証を行ないます。
「市は、中小企業振興施策を推進するため、必要な財政上の措置を講ずるよう努める」
  →ここまで盛り込むと具体的な事業実施に向けてインパクトは大きいですよね。

安倍政権が発足して1年。アベノミクスは3本の矢で、大企業に元気をもたらし、その大企業が中小企業を牽引するという仕組みです。しかし、日本経済はそうした大企業による牽引だけでは力が弱く、同時に中小企業による押し上げも必要です。そして中小企業の一番近くにいるのは基礎自治体であり、 中小企業支援は自治体の責務であります。各種施策充実のためにも中小企業振興基本条例の制定を早急にして頂くように要望しました。


中部電力以外からの電気購入→平成25年度約920万円の電気代削減見通し

国民健康保険特別会計決算より=公平な負担とは?

 

野良猫の被害対策として[地域ねこ活動]が全国各地で広がっています。この活動は、野良猫に不妊・去勢手術を施し、これ以上増えないようにした上で、餌の管理や猫トイレの設置などにより迷惑被害をできるだけ減らす、最も確実に野良猫を減らして行ける方法で、環境省や愛知県も推進している活動です。

刈谷市では平成22年度より亀城公園から始まり、現在はボランティア団体の手によって洲原公園や日高公園でも行なわれています。活動の結果、野良猫の数は亀城公園では21匹から3匹へ、洲原公園では58匹から39匹に減少し、それに伴う景観や環境面の向上など一定の効果があると当局も評価をしていました。日高公園は活動を立ち上げたばかりですし、手術により一代限りの命としてやれば屋外の猫の寿命は4年程度と言われていますから、もう少し時間を掛ければ着実な成果が現れるのではないかと思っています。

不妊・去勢手術には15000円〜35000円の費用が必要で、刈谷市の場合この費用は協賛を募るなどしてボランティアの皆さんが負担しているのが実情です。一方、自治体の中にはこの手術に対して補助金を出している自治体もあります。愛知県内では、名古屋・春日井・東海・岩倉・大府・豊橋・みよし市が不妊手術では5000円〜12500円、去勢手術では2000円〜7500円の補助を飼い主のいない猫を対象に支給しています。

私は、この活動は公園内だけで行なっている単なる動物愛護の活動ではなく、地域の猫によるトラブル解決+環境美化の活動であると考えています。そういった意味では地域住民の理解が不可欠の活動です。今後は活動の成果を上げることにより市民の理解を得て、不妊・去勢手術に対する補助制度を作っていただくと共に、この活動に対する一本化した窓口(公園緑地・環境・健康・市民協働)を決めて、事業としての実施要綱を制定して、取り組んで頂くように要望しました。

ネコのイラスト

 

 

 

 

「中小企業振興基本条例について」と「所有者のいない猫の適正管理について」とも、当局の答弁は余り前向きではなかったのですが、質問終了後「神谷さん、そういった活動があることを初めて知ったわ」と言って下さる議員も多くいて、条例の必要性や活動を知ってもらうという点では意味があったのではないかと思います。先ずは始めの一歩、どちらも今後の取り組み次第だと思っています。

刈谷城の復元 平成32年完成予定

刈谷城の復元 平成32年度完成予定

12月定例会一般質問では、刈谷城の復元計画についても答弁がありました。

今年度と平成26年度の2ヵ年で遺構の未確定部分の発掘調査及び検証→平成27年度 石垣や隅櫓などの基本設計→平成28年度 実施設計→平成29年度に工事着工→市制70周年を迎える平成32年度に完成予定です。

そして、建築基準法などに準拠して、極力、伝統的な工法や材料による史実に忠実な復元整備を行なうとのことです。

 

刈谷城の復元 平成32年完成予定

銀座の再開発 平成31年度完成に向けて 
子育て支援施設や高齢者向けの施設整備

市が所有する通称銀座A・B地区と呼んでいる銀座ユニー・文助跡地(現在、フラワー駐車場として利用されている場所です)は長い期間整備が進まずにいましたが、12月定例会一般質問において、大きく前進したような感触の答弁がありました。事業のポイントを紹介しますと・・・

●事業区域は市所有地に隣接している地権者と交渉して、ある程度整形になるようにする

●事業区域に三菱東京UFJ銀行の敷地は含めない

●子育て支援施設や高齢者向けの施設などの公益施設を建設する

●民設、民営で事業を実施できないか調査、研究をしている

●本年度、地元調整や計画案の策定などを実施→平成26年度に、民間事業者から公募による事業提案を受け、施工者を選定→決定した民間事業者による調査や設計→平成28年度に工事着手→平成31年度に完成

このように一般質問では「子育て支援施設」「高齢者向けの施設」という表現がされていましたので、委員会において「具体的な施設は何か?」と尋ねたところ、「保育園や老人デイサービスの通所施設を想定していますが、具体的な施設内容は民間事業者からの提案を受けて決定していくことになる。」との答弁でした。その他には、公共駐車場も整備、更には今後業者の提案により、他の施設も加わって行くものと思います。

今回の手法は、刈谷市所有の土地を事業用定期借地により、民間資本が保育園や老人デイサービス施設などを建てて管理運営も民間が行っていくという、刈谷市にとっては初めての取り組みです。

民間事業者からどのような提案があり、どのような運営がされて行くか、注視をして行かねばいけないと思っていますが、どんな構想が示されるか非常に楽しみでもあります。

刈谷城の復元 平成32年完成予定

銀座の再開発 平成31年度完成に向けて 子育て支援施設や高齢者向けの施設整備

前回のコロンブスレポートにおいて「9月定例会で竹中市長が、特別支援学校の整備を約束してくれた」との記事を掲載しましたが、今回12月定例会では更に進んで、その整備内容が示されました。

建設予定地→小垣江東小学校の校舎を増築、及び改修して、小垣江東小学校に併設する。

選定した理由→障害者基本法では、障害者である児童生徒が、障害者でない児童生徒と共に教育を受ける施策を講じることとされている。この点を踏まえて、一緒に授業を受けたり、様々な交流が図れるよう、既存の学校に整備することが望ましい。敷地が広く、増築の余地がある。通学対象区域となる衣浦定住自立圏域(知立・高浜・東浦)全体からのアクセスに優れている。

児童生徒数→現在、衣浦定住自立圏域から肢体不自由の特別支援学校に通っている児童生徒は、小学部・中学部・高等部合わせて約40人。従ってこれを上回る規模は確保したい。

改修・増築工事の経費→約10億円(現段階での概算)

開校までのスケジュール→「一般的な小・中学校の改築期間以上の時間を要すると見込んでいるが、できる限り早い時期の開校を目指す」として具体的な日程は示されなかったのですが、今回の刈谷市と同じように市立で作った瀬戸市のスケジュールについての答弁がありました。それによりますと・・

平成16年市立で設置する方針を固める→愛知県・周辺市町・関係機関などと費用負担や開校後の運営等について協議→平成19年設計→平成20年6月〜平成21年12月まで改修工事→平成22年4月開校とのことです。この事例を参考に判断すると、開校までには6年ほど必要かなぁ〜と思います。

私が「刈谷市に養護学校(特別支援学校)を建設して欲しい!」と初めて議会で質問・要望したのは初当選の翌年、平成12年の12月定例会の一般質問においてであります。当時、質問の事前準備のために訪問した安城養護学校の校長先生が「神谷議員が地元に養護学校を建設して欲しいと言って活動してくれることは、現場の人間としては本当に嬉しい。しかし、おそらく順調に行っても10年後に出来れば良い方ですよ」と仰ったことを今でも鮮明に覚えています。当時は認識も甘く「そんな、10年も掛かるはずはない!」と軽く受け流していました。10年どころかその倍の20年経ってしまいそうですが、着実に前に進みだしたことは何より嬉しいことです。決断をして下さった竹中市長・太田教育長さんに感謝ですm(__)m

刈谷城の復元 平成32年完成予定

刈谷城の復元 平成32年度完成予定

12月定例会では一般会計・特別会計・企業会計合わせて約3億8750万円の補正予算が可決しました。その中から新規事業について3つご紹介します・・・

園舎増築事業 事業費2億1600万円

待機児童解消のため、東刈谷保育園と慈友保育園の園舎を増築します。増築以外に、内部の改修や外構工事も含まれています。更に、慈友保育園では調理室の改修も行なわれます。

刈谷駅南口公共施設EV・PHV充電設備整備事業 事業費2100万円

EV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド自動車)の普及を促進するために、市内11の公共施設にEV・PHV用充電器を新規に設置します。

設置場所は、市役所・相生駐車場・神田駐車場・北部生涯学習センター・南部生涯学習センター・総合文化センター・一ツ木福祉センターのほか、市内4箇所の市民センターです。平成26年の5月頃からの利用を目指しています。

プロ野球オープン戦開催事業 約640万円

2〜3年に1度行なわれている刈谷球場でのプロ野球オープン戦。来年は3月5日(水)午後1時より、中日ドラゴンズVS埼玉西武ライオンズで行なわれます。私も是非応援に、と思っていたところ日程を見たら委員会に当たっていました(涙)みなさん、私の代わりに応援をお願いいたします。

 

議会基本条例 可決・成立

11月14日(木)、碧海5市の議長・副議長による衣浦東部市議会議長会が開催され、議題の一つに「常任委員会における所管事務調査の取り扱いについて」という項目がありました。

一口に「市議会」と言っても運営の仕方は千差万別、集まった5市だけ捉えてみても全く違っています。刈谷市議会の常任委員会では、委員会の所管に関わることについて、「質問回数自由」「質問時間制限なし」「複数の項目でもOK」といったルールで質問することが出来る、いわば[時間・回数の制限のない一般質問]のようなものがあります。この質問によって刈谷市がどのように個々の事業を展開し、今後どのように予定をしているかなど、所管に関わる事柄について詳しく議論することが出来るのです。

今回行われた衣浦東部市議会議長会でこのことを話したら、他市の議長さんは驚いておられました。他市にはこういったルール・発言の機会はないのだそうです。

そういった意味では刈谷市議会は「議員の発言に対する自由度が他市に比べて高い」とも言えます。折角の制度でありますから、今後も有意義にそして大切に運用して行きたいと思います。


刈谷市議会副議長に就任しました!

刈谷駅南口今年も中学生による[地方自治制度学習事業]が行なわれました。

これは、市内の中学3年生全員が、刈谷市の議場を見学し、議会事務局より議会のしくみについて説明を聞くと共に、実際に生徒だけで模擬議会を行って、地方自治のしくみを実際の体験を通して理解するという事業で、10月31日(木)から11月15日(金)まで順次、6中学校全てのクラスが議場を訪れました。

議会事務局の職員より議会のしくみなどの説明を聞いた後、実際に仮定の議案を審議して行きます。今年の議案は「刈谷市の南部に新たな図書館を作った方が良いかどうか?」といった内容の議案です。

あるクラスの委員長報告でユニークなものがありました。「南部に図書館を作ることに賛成です。但し、区画整理のような他の施策もきちんとやってくれることが条件です」・・・付帯決議を付けての賛成なのです。付帯決議などということは当然意識していなかったとは思いますが、見事な報告です。傍聴席で思わず手を叩いてしまいました(笑)

他の自治体で、各学校の生徒代表が集まって[子ども議会]が行われることがありますが、一部の生徒だけが関わるのではなく、この事業のように「全ての3年生が議場に来て、模擬議会を体験する」という刈谷市の方式は、学校・議会事務局側の苦労はありますが、生徒にとっては非常に良い経験だと思います。

執務の空いた時間を使って、何度も何度も傍聴席からワクワクしながら見ていました。「基本的に私はこういった類の事業が好きなんだなぁ〜」自分で自分を再認識しました(笑)

 

 


刈谷の気風

刈谷の気風今年は刈谷城築城480年記念と共に天誅組義挙150年でもあります。10月3日(木)清水議長と共に、「ゆかりのまち友好市町村盟約」を締結した奈良県東吉野村を表敬訪問・視察をしました。

刈谷市から約150Km、高速を使っても3時間以上掛かる東吉野村は、維新の魁[天誅組]終焉の地として知られている所です。天誅組に刈谷藩から参加した松本奎堂総裁、宍戸弥四郎を始め、無念の最後を遂げた志士たちの遺骸を埋葬し、墓地を建設するなどして、今でも村民の温かい手によって供養と顕彰が続けられていました。

村長・議長・教育長さんを始め事務局の皆さんによる歓迎と共に、松本奎堂碑や宍戸弥四郎碑、明治谷墓地・湯ノ谷墓地、宝泉寺などを巡り、志半ばで倒れた志士の墓石に手を合わせてきました。

天誅組について調査・研究をしておられる坂本教育長の説明はとても判りやすく、これまで以上に天誅組に興味が沸き、「本格的に歴史を勉強してみよう」という気持ちになりました。

刈谷駅南口その教育長が発刊された書籍の巻頭に書かれている水本村長による一文です・・・

世の移り変わりとともに人々の考え方も変わってきましたが、熱き情熱は人々の心を揺り動かすことに変わりありません。国のために己を捨てて行動した天誅組の若い志士たちの思いが、今を生きる私たちの心を打ち、それが脈々と受け継がれていくものと信じます。

改めて・・「歴史を学ぶとは 生き方を学ぶことだと思います!」

 

 

 




刈谷駅南口

神谷まさひろ後援会
会長 神谷 武
(刈谷文化協会 名誉会員)

平素は刈谷市議会議員神谷まさひろに格別のご支援・ご指導を頂き厚く御礼申し上げます。

神谷まさひろも今年は再び市議会副議長に推挙され、その要職を全うすべく全力で活躍されている事、誠に喜ばしくおめでとうございます。

今年の7月には参議院議員の選挙が実施され、酒井やすゆきさんが見事にトップ当選を果たし、自民党も大勝してねじれ国会が解消し、景気回復の機運が高まりました。現実に日本経済も上向きになり、デフレ脱却、明るい灯が見えて参りました。併しながら景気回復は大企業周辺に留まり、我々一般市民のところには届いておりません。まして来年の消費増税を考えると不安を感じます。今こそ政治による経済政策が重要であり、大きく期待するところであります。

2013年は「誠に良き年であった」と言いたいところですが、東日本大震災の復興の遅れや、記録的な局地大豪雨被害、台風の数の多さ、世界に目を向ければ、フィリピンを始めとする台風水害等、地球温暖化のせいなのか環境問題にも真剣に取り組んで行かなければなりません。一方で、2020年オリンピック東京開催決定といった良いこともありました。

早く元気な日本、平和な日本、そして元気な刈谷市となるよう、大見衆議院議員・酒井参議院議員、そして神谷まさひろ市議の活躍を皆さんと共に支援して行きたいと思います。「来年こそ良き年になりますように・・・」皆様のご健勝とご多幸を祈念してご挨拶といたします。


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