刈谷市議会12月定例会一般質問

質問質疑(一般質問)

今回の12月議会には15名の議員が一般質問に登壇しました。私もトップバッターとして12月5日(水)午前10時10分から約50分間に亘り、次の2つの項目で当局の考えを質しました。

1.障害者の就労支援について

  • ①障害者就労の現状に対する認識
  • ②刈谷市が行なっている施策
  • ③障害者就労移行後支援事業
  • ④就労支援ネットワーク
  • ⑤障害者雇用企業へのインセンティブ

2.資産の有効活用について

  • ①青葉福祉センター跡地
  • ②行政財産と普通財産
  • ③財産の市民への売却

 

亀城公園この一般質問の順番はどのように決まるのかと言うと、[抽選]なんです。しかも、写真のような商店街の福引で使うような道具を使って厳正に行なわれるのです。そして今回私は、昨年の9月議会に続きまたしても1番クジを引き当てることが出来ました。私は1番くじを引く確率が特に高いように思います\(^o^)/ 商店街の福引なら、さしあたりテレビか温泉旅行といったところでしょうか(笑)

質問項目が他の議員と重複した場合、先に答弁を引き出すことが出来ますし、自分が終わった後は、落ち着いて他の議員の質問を聞く事が出来ますから、出来る限り若い番号を引き当てることはラッキーなんですよ。

 

 

平成24年12月議会 質問質疑(一般質問)

質問質疑(一般質問)

刈谷市議会12月定例会は、12月5日(水)~21日(金)まで17日間の会期で開催されました。一般質問・議案・補正予算案・委員会での所管事項などから、いくつかの事業についてお知らせします。

市民館へのエレベータ設置に1億3200万円の補正予算

市民館へのエレベータ設置も東境・今川・野田の3市民館を残すだけとなっていました。「来年度に設置するのかなぁ~」と思っていたのですが、補正予算により前倒しして本年度着手することになりました。

財政調査基金への積み立てに10億円の補正予算

これで財政調整基金の積み立て総額は107億円となり、刈谷市としては過去最高額の積み立て残高となります。財政調整基金とは、万が一に備えたいわば貯金のようなもので、リーマンショック後の税収減ではこれを取り崩して対応していました。「100億超の財政調整基金は多すぎる」という意見の議員もいますが、私は決してそうは思いません。今の施策を十分行なった上で、未来に備えて貯金も出来るのであればこんな素晴らしい事はありません。刈谷市の一般会計額と財調残高107億円を一般の家庭で例えると、年収500万円の家庭が100万円の貯金をしているといった感じですから、決して多過ぎるってことはありませんよね。

寺横駐車場と御幸駐車場に自動精算機が導入されます

これまで使用料を都市施設管理協会職員が徴収していたものを、来年の4月からは自動清算機に変わります。これにより、大型バスなどの乗り入れが出来なくなります。これまでバス旅行などの際、集合場所として重宝していたのですが、これからはそれが出来なくなりますので、少し残念ですが仕方がありません(T△T)

亀城公園の再整備事業のイメージ図が完成しました

亀城公園来年度、刈谷城築城480年記念展を開催しますが、このPR・啓発の予算として350万円の補正予算が計上されています。そのポスター等でもこのイメージ図が使用される予定です。
尚、このイメージ図の様に亀城公園に隅櫓などが整備されるのは、平成32年度の市制70周年を目標としています。

[ゾーン30]が実施されます

[ゾーン30]と言うのは、地域の生活道路を走る車の最高速度を時速30キロに制限する取り組みで、県内では昨年9月から始まり、現在は名古屋・豊田・東海・知多市で実施されています。刈谷市でも12月25日(火)から、東刈谷小学校周辺の東刈谷地区と、重原本町を中心とした重原地区の2箇所で実施されます。進入口に制限速度30Kmを示す規制標識を設置し、道路上には緑色の下地に[ゾーン30]と白色で記載する路面表示が施されます。

今後は、警察署が日常生活圏や小学校周辺地域で危険箇所と把握している場所の中から、住民の同意が得られた地域が選定され、平成25年度には高津波町から中手町にかけての地域が予定されています。

小学校の屋根を[太陽光発電]に貸します

太陽光発電刈谷市では小学校への太陽光発電設備は、市費により全ての小学校に整備する予定にしていたのですが、今年の7月から始まった「再生可能エネルギー全量固定価格買取制度」により、民間資本を活用した整備手法で推進することにしたのです。

具体的には、プロポーザル方式により、市は応募があった小学校の屋根を貸し出し、民間事業者が太陽光発電設備を設置します。発電した電力は「全量固定価格買取制度」を利用し、民間事業者が全量、電力会社に売電します。この制度は今後20年間に亘り、42円/kwhで中部電力が買い取ってくれますから、業者としても十分採算が合う見通しなのです。災害時においては中学校と同様に、発電した電力は学校側に供給される契約を結びますから、設置本来の目的である「災害時の電源確保」は達成出来ることになっています。そして、1校あたり約3400万円掛かる初期投資が不要となると共に、屋根を貸す賃料も期待出来るのです。

今後の予定としては、平成25年1月中旬 プロポーザル審査・事業者の決定、そして平成25年7~8月(夏休み)に設置工事をする計画です。実現すれば愛知県内では初めて、全国でも稀な非常に話題性の高い取り組みだと思います!

高齢者と障害者に救急医療情報キットを配布します

救急医療キット[救急医療情報キット]とは、ひとり暮らしや家族のいない時に急病で倒れてしまった場合、その人の病歴や血液型、どんな薬を飲んでいるか、緊急連絡先などの情報を救急隊員に知らせるためのキットです。情報カードや保険証、診察券、写真、お薬手帳などを入れた保存容器を冷蔵庫に入れて保管しておけば、万が一の際に救急隊員がそれを見て、適切な救急搬送に活かす事が出来ます。(写真は知立市の物です)

対象は、65歳以上の単身者と身体障害者1・2級、知的障害者1級、療育手帳A判定の方で、暫くすると市役所から案内の郵便物が届く予定です。救急隊員が直ぐ判るためのルールとして「冷蔵庫に入れておく」というのがミソですね。

 

 

刈谷駅周辺 イルミネーション点灯式

刈谷駅周辺

刈谷駅周辺

11月24日(土)今年で6年目となる刈谷駅北口のイルミネーション点灯式が行なわれました。地元の商店街のほか、愛知教育大学・刈谷工業高校・富士松中学校の学生による作品です。今年は[サーカス]がテーマで、玉を転がす像や空中ぶらんこをする猫など、夢いっぱいの幻想的な光のオブジェが駅周辺のムードを盛り上げてくれています。写真左は点灯式で挨拶をする愛知教育大学の学生代表です。

イルミネーションの光は、人の心を暖かくします。そして、忙しかった一日を充実感で満たしてくれます。そして・・・少しだけロマンチックな気分にさせてくれます(笑)点灯は毎日午後5時~11時で来年1月20日までです。

 

改めて、現場の大切さを痛感しています!

facebookで情報収集皆さんご承知の通り、私は「魚屋」です。今でも朝3時半に起きて、名古屋中央卸売市場に出かけ、7時頃会社に帰った後、スーツに着替え議員活動をしています。仕入れや総務といった分野がもっぱらの仕事なのですが、最近は、議員としての行事のない土曜日には加工場に入って魚を切る仕事をしています。

現場に入ってみて気付くことが沢山あります。

営業・仕入れ・加工・配達、それらがきちんと情報が共有され、互いに連携していないと、いかに非能率であるかということが判った事もそのうちの1つです。単に仕入れ値の高い安いだけではなく、切身加工するのにはどういった大きさの魚が最も効率が良いのか、机上で販売価格をはじくだけではなく、その加工にはいったいどの程度の手間が掛かるものか・・・そういったことを認識した上で仕事を進めてゆく、とても大切なことだと感じました。

そして、そうした[現場]の大切さは、議員活動においても同様なことだと思います。

あっ、ところで・・・久しぶりにやった切身加工でしたので、先日は左手の中指と人差し指の2本を出刃で同時に切ってしまいました(T△T) 情けない・・・

 



文教委員長として念願の出席!

スクールコンサートカリヤ

スクールコンサートカリヤ

刈谷文化協会主催による[表彰式]と[文化を語る会]に出席しました。

この会には毎年、市議会からは議長と文教委員長が招待されています。文教委員会4年連続所属の私にとって、今年は委員長として念願の出席となりました(笑)

創立36年目を迎えた刈谷文化協会は文学・美術・茶華道・園芸・芸能の分野に約2500名の会員が所属をして、趣味を楽しみ、道を極め、文化にいそしんでおられます。

「元気で健康で幸せだから文化活動にいそしんでいる」これは確かに正しい表現ですが、「文化活動にいそしんでいるからこそ元気で健康でいられる」とも言えるのではないでしょうか。この活動を通して更に幸せになられることを祈念しています…

来賓として、こういった内容の挨拶をしました。

会場をざっと見渡したところ、出席者の男女比は男性3に対して女性は7、そして女性のうち6割ほどは着物での出席ということで、会場全体が華やいだ雰囲気に包まれていました。

小学校時代の恩師を始め、懐かしい方にも会うことが出来て、とても良い時間を過ごすことが出来ました。その結果、会の閉会までずっと参加していたのですが、「来賓としてこういう場合は途中で退席するのがマナーだったかもしれないなぁ~」と少し反省です。(閉会時、他の来賓は皆さんいなくなっていましたからね(笑))

 


平成24年度 刈谷市総合防災訓練

陸前高田市長

陸前高田市長

東日本大震災から1年8ヶ月目の11月11日、総合運動公園では『平成24年度 刈谷市総合防災訓練』が行なわれました。

「実践的な体験型の訓練を実施」ということで、参加者はチームに分かれて、初期消火・AED取り扱い・煙体験・救出救護の訓練を実施したほか、ライフラインのブースや避難所資器材コーナー、家具転倒防止コーナー・防災まちづくり協議会コーナーでは説明と体験、ボランティアセンターや赤十字奉仕団の皆さんによる、災害時の対応シミュレーションなどの説明を伺いました。

また、倒壊家屋救出訓練・ヘリコプターによる救助訓練・炊き出しコーナーでは自衛隊と赤十字奉仕団の皆さんによるカレーライスが作られるなど盛りだくさんの訓練メニューが行なわれました。

同じチームになった刈谷東中学の生徒が前向きに参加され、各種の体験メニューを積極的にエントリーしていた姿がとても印象的でした。そういった点では、この訓練の目的である「地域若年層の防災意識を高めること」に一定の成果があったのではないかと思います。

終了後、フェイスブックを見ていたら、ある参加者が「早速自宅の非常持ち出し品の見直しをした」とのUPがありました。この対応の迅速さが素晴らしいですね。わが家は・・・(汗) です。

 

 


中学3年生 本物の議場で議会制度学ぶ

11月5日(月)から16日(金)までの土日を除く10日間、刈谷市立中学校6校の全3年生計1370人が[地方自治制度学習事業]の一環として議会を訪問しました。

市内6中学校に38クラスありますから、日にちと時間を分けて1クラスづつ議場に入り、先ず市議会全体の仕組みを事務局から説明した後、模擬議案に対して生徒の皆さんが実際の議会さながらの審議をして行くのです。

模擬議案第1号「刈谷市交通児童遊園条例の一部改正について」ということで、児童遊園の乗り物料金50円を100円に引き上げる議案が、市長役の生徒により提案されました。

[委員会に付託し審査→その結果を委員長役の生徒が本会議場で報告→採決]と本番と同じ流れで進んで行くのです。写真は、値上げ案が起立少数により否決されたところです。

賛成意見・反対意見ともにどのクラスも似たような意見が多かったのですが、偶然聞いていた意見の中に非常に鋭い意見がありました。「交通児童遊園は、ゴーカートの所に信号機が付いていることからも判るように、交通ルールを学ぶための公園です。そこで収益を上げることは公園の目的に照らして相応しくありません。従って、料金引き上げには反対です。」というものです。

物事の[目的]から議論を始める視点の鋭さには感心させられました。中学3年生、大したものです!!

 

神谷まさひろ後援会 会長
神谷まさひろ後援会
会長 神谷 武
(刈谷文化協会 名誉会員)

平素は刈谷市議会議員神谷まさひろに格別のご支援・ご指導を頂き厚くお礼申し上げます。

今年は我が国経済の悪化に加えて、外交問題に端を発した日本経済の閉塞感、明るさの見えない状況での衆議院の解散総選挙と目まぐるしい年末となりました。3年3ヶ月前よもやの自民党の完敗となり、反省苦難の時を過ごし、この反省に立って新しい自民党が大勝を果たすことが出来ました。特に私達の愛知13区においても、大見正候補が苦しい選挙戦を勝ち抜いて、多くの市民の信頼と期待の元、小選挙区で勝利出来たことで大変嬉しい年末とすることが出来ました。

しかしこれはスタートラインの好位置を確保したに過ぎません。選挙中に約束した公約を実現し、「自民党に投票して良かった」と評価して頂けるよう、その実行力に期待をしたいと思います。そして我が国経済の立て直しをして、将来に希望の光を灯して欲しいと願っています。

その他、東日本大震災の確実な復興、外交問題の解決など課題は山積しています。3年3ヶ月の遅れを取り戻し、昔のような元気な日本、元気な刈谷市となるよう、今後も大見代議士と神谷市議の活動を、時に厳しく時には暖かくご支援頂けたら幸いに存じます。

「来年こそは良き年になりますように・・・」皆様のご健勝とご多幸をお祈りし、ご挨拶とさせて頂きます。

自民政権復帰

自民政権復帰
12月16日(日)に投開票された衆議院議員選挙では、自民党が300議席近くを獲得して政権に復帰することになりました。刈谷北高校の1年先輩であり、愛知13区の自民党公認であった大見正氏も小選挙区で当選することが出来ました。ご支援頂いた皆様には心から感謝申し上げます。

自民政権復帰

自民政権復帰

「師走の街に選挙カーが駆け回り、街頭演説する候補者の姿が見られるようになった。しかし、どの候補者の声を聞いても冷めた気持ちになるのは、私だけではないと思う。期待して投票する、がっかりする。この繰り返しに慣れてしまった気がする・・・」選挙期間中のある新聞にこのような記事が載っていました。

私も選挙運動を手伝っていて、今回はいつもと違う、どことなく冷めた有権者の反応に接することが度々ありました。戦後最低という投票率もそうしたことの現れかもしれません。政権に復帰した自民党。再びこうした声を聞く事がないように、おごることなく、期待を裏切ることなく、国民を幸せにする確かな政治を行なって欲しいと願っています。