[2007神谷まさひろマニフェスト]の達成率を検証します!

神谷まさひろ 街頭演説 4年前のリーフレット

選挙において約束 → 実現に向けて努力 → 4年後に検証

4年前の市議会議員選挙において私は「これまでのお願い型の選挙から、具体的な政策を示す有権者との約束型選挙に1歩でも近づきたい」との思いで、39項目からなる具体的な施策を提示させていただきました。

あれから4年。皆様とお約束した政策がどの程度達成できたか・・・。今回のコロンブスレポートでは、そのことをきちんと検証をした上で、次の挑戦に臨みたいと思っています。

コロンブスレポート46号 達成率の見方

本レポートでは達成率を星形のグラフで表現しています。こちらを参考にご覧ください。
尚、達成率の数値は概ね次のようなニュアンスです。

達成率 0
0%=実現はもちろんのこと計画すらありません(涙)
達成率 1
25%=設計や実施に向けた検討が行なわれています
達成率 2
50%=実現しているがまだまだ不十分です
達成率 3
75%=実現しているが完全実施(100%)とはなっていません
達成率 4
100%=約束通り実現しました

安心して暮らせるまちづくり

災害や犯罪に強い安全なまちの実現に努めます。

防犯灯の設置を増やします。
(現在 7,400灯 → 4年後 8,500灯)

達成率 1

現在約7800灯。全くマニフェストの目標に達していませんが、これでも市当局に言わせると「電柱2本に1灯が原則で、かなり充足してきている。碧海の他の市を見ても刈谷市の設置数は飛び抜けて多い」とのことですから、目標が高すぎたのかもしれません。反省です。

地域安全パトロール隊への支援を増やします。
(現在 160万円 → 4年後 300万円)

達成率 1

平成23年度210万円。パトロール車を使っての夜間パトロールに対して2万円×22地区、それだけが増額です。

準用河川の整備率を高めます。
(現在 84% → 4年後 95%)

達成率 2

現在88% 折戸川(進捗率82%)・草野川(進捗率45%)・吹戸川(進捗率56%)において諸事情から改修事業を中断していることが原因です。

水道管を耐震性の高いものに変えます。
(現在 56% → 4年後 100%)

達成率 4

この項目は正確に言うと「古い水道管を・・・」ということです。23年度末で91%となる予定です。また、平成22年度からは[基幹管路促進事業]として、重要な水道管を他の水道管より優先して耐震化を図る事業も平行して行なっています。

防犯パトロール車を全ての地区へ配備します。

達成率 1
防犯パトロール車

現在市内全体で7台のパトロール車が配備されています。パトロール隊の皆様は、パトロール車を利用しての活動よりも歩いてのパトロールが主流であり、パトロール車のニーズは思ったほど高くないようです。

高齢者や障害者に思いやりのある施策を推進します。

公共施設連絡バスを増便します。
(現在 2~3時間に一本 → 4年後 1時間に一本)

達成率 4
公共施設連絡バス

平成21年2月から1日5便運行だったものを8便に増便しました。その結果ほぼ1時間に一本の運行となっています。

介護予防策を充実します。
(プール・スポーツジム利用の割引制度など)

達成率 4
トレーニング機器

ウィングアリーナのプール=利用料一般は400円のところ65歳以上の高齢者は200円に割引。クリーンセンターのプール=利用料一般は500円のところ65歳以上の高齢者は250円に割引。 洲原温水プール=利用料一般は300円のところ65歳以上の高齢者は150円に割引。

平成23年4月にオープンした[総合健康センター]においてトレーニング機器を用いた効果的な運動を行なう教室が3か月単位で開かれています。教室の受講料は5000円ですが、65歳以上を対象とした教室の場合は4000円です。

障害者自立支援法における地域生活支援事業を充実します。
(日中一時支援・移動支援・相談支援・グループホームなど)

達成率 4

平成19年決算額から平成22年度予算額での伸張率 [日中一時支援+児童ディ]=36%増[移動支援]=12%増 [相談支援]=平成21年度より新設 [グループホーム]=3.87倍

老人クラブへの助成金を増額します。
(現在 740万円 → 4年後 1,000万円)

達成率 1

平成23年度予算では約780万円。当局の見解「自主組織である老人クラブの活動は、基本的には会員の会費で賄うべき」とのことから増額は難しそうです。

市民館にエレベーターを設置します。

達成率 3
エレベーターが設置された中部市民館

平屋建ての半城土・泉田市民館を除く20館に設置する計画。既に10館に設置が完了して、平成23年度5館、平成24年度に5館設置をする予定になっています。

健康づくりセンターを整備します。
(保健センターを拡充)

達成率 4
保健センター

平成23年4月に若松町にオープンしました。1階は保健センター機能、2階は子育て支援機能、3階はげんきプラザとなっています。

仕事や社会活動等と子育てが両立できる環境を整えます。

乳幼児医療費無料化の拡充をします
(現在 就学前まで → 入院中学卒業・通院小学卒業 → 4年後 全て中学卒業)

達成率 4

平成20年4月より中学卒業まで無料となっています。

児童手当を拡充します。
(所得制限の緩和、第1子・第2子に対する3歳未満枠の撤廃)

達成率 4

こども手当の創設により、親の所得に関係なく中学卒業まで1ヶ月13000円が支給されています。しかし、この制度も9月で打ち切りになる可能性もあるようですから、国の動向に注目です。

移転新築するあおば保育園などで8時までの延長保育や休日保育を実施します。

達成率 4

平成21年4月から開園したあおば保育園では既に実施しています。

子どもがインフルエンザ等の予防接種をする場合の補助をします。

達成率 0

一般質問や会派としての予算要望でも取り上げましたが、今のところ実現は難しそうな状況です。

無料で受けられる妊産婦検診を増やします。
(現在 7回 → 4年後 14回)

達成率 4

平成20年4月より14回まで無料となっています。

保育園、幼稚園における第3子の保育料を無料にします。

達成率 4

平成19年7月から3歳未満児の保育料を無料にして、平成21年4月からは全ての保育園や幼稚園児の第3子の保育料を無料にしました。

活力と希望にあふれるまちづくり

刈谷駅周辺・中心市街地を魅力あるまちとして整備します。

刈谷駅北口を四季折々の花の咲く広場として整備します。

達成率 2
四季折々の花が植えられるようになりました

アーバンフェイス事業も終了し、花壇やフラワーポットには四季折々の花が植えられるようになりました。また、連絡通路北端の広場は緑地として暫定整備する予定です。もちろん[なばなの里]とまではゆきませんが、ピンクや黄色・青色など鮮やかな色合いで、駅北口が以前に比べて明るくなった気がします。

旧ユニー・文助跡地の整備計画を推進します。

達成率 1

まちづくり協議会において、地区住民がどの様な機能を持った施設を望んでいるかという意見集約中です。

刈谷駅南口ふれあい広場において、魅力的なイベントを開催します。

達成率 2
福祉健康フェスティバル

福祉健康フェスティバル・産業まつりイベント「コスプレショー」・ナマステインディア・刈谷工業高校PR事業・万燈まつり町曳きなど、様々なイベントが行なわれていますが、市民がビックリするような大きなイベントが行なわれていないため評価はこの程度とします。

刈谷駅南口生涯学習施設において、愛知教育大学と連携して公開講座等を実施します。

達成率 4
刈谷駅南口生涯学習施設

名城大学連携講座6講座・愛知教育大学連携講座5講座・愛知教育大学公開講座4講座を実施しました。

平成23年度以降も同じように実施する予定です。

個性豊かな特色ある教育の推進に努めます。

少人数学級を拡充します。
(現在 小1年生 → 4年後 小2までと中1)

達成率 4

現在、小学校2年生までと中学校1年生で実施しています。

私立高等学校授業料補助金を増額します。
(現在 年12,000円 → 4年後 15,000円)

達成率 4

平成20年度から18000円に増額しました。

大学生や教員OBによる放課後授業を実施します。

達成率 1

平成20年度に開設した[放課後子ども教室]には、コーディネーターや学習アドバイザーには教員OBを配置し、安全管理員には大学生が配置されていますが、マニフェストにあるような[放課後授業]という内容ではないので評価はこの程度です。

発達障害児のための補助教諭を増員します。
(現在 13名 → 4年後 21名)

達成率 4

平成22年度から発達障害児のための補助教諭は20名に。更に平成23年度からは、その方とは別に肢体不自由児のための介助支援員を2名配置しています。

文化・芸術・スポーツなどに親しめる環境づくりに努めます。

アイリスホールを中ホールとして整備します。
(刈谷駅南口に市民ホールが完成した後)

達成率 0
アイリスホール跡

市民会館は取り壊しになってしまいました。跡地は防災公園的な整備を予定しています。

逢妻川の河川敷を運動広場として整備します。

達成率 1
逢妻川の河川敷 ゲートボール

刈谷市体育館西側からJR東海道線までの逢妻川左岸河川敷を県から無償借地して運動広場として整備します。現在、実施設計を行なっています。サッカーコートで一般用2面+少年用1面程度、グランドゴルフ場2コース程度、200台程度の駐車場、休憩広場などを予定しています。

境川浄化センター周辺を運動広場として整備します。
(グランドゴルフ場など)

達成率 2

平成23年9月10日に境川浄化センターで開催予定の「第21回あいち下水道フェア」に間に合うように現在、愛知県が芝生広場(多目的広場)の整備を進めています。

快適な暮らしができるまちづくり

道路・公園・下水道など都市基盤の整備に努めます。

井ヶ谷から小垣江まで南北縦貫道路の整備を推進します。

達成率 1

逢妻町・中手町・今川町・熊野町などで用地の買収を行なうほか、一部区間の道路を新設しています。多額の予算と、多くの用地買収の必要があるため飛躍的に整備が推進されるという状況にはありません。

交差点改良などによる道路の渋滞緩和を図ります。

達成率 3
交差点改良

平成19年度=昭和町交差点・新田町交差点、平成20年度=山池町交差点・下重原交差点 平成21年度=中川町交差点・南桜町交差点、平成22年度=田町交差点・下重原交差点(平成23年12月供用開始予定)、平成23年=神明町交差点(平成23年12月供用開始予定)などで実施して来ました。

下水道の普及率を高めます。
(現在 73% → 4年後 87%)

達成率 4

平成23年1月1日現在の普及率88%です。

亀城公園に遊戯広場を整備します。

達成率 1
亀城公園再整備計画

亀城公園は城址公園としての再整備を予定しています。その中で、分散している遊具を体育館南側の広場に集約して、芝生広場と一帯になった整備を計画しています。

循環型社会の構築を目ざした環境保全対策を推進します。

資源回収奨励報奨金を増額します。
(現在 5円/Kg → 4年後 8円/Kg)

達成率 3
資源回収の手伝い

平成21年4月から6円/Kgに増額しました。更に、年間資源回収計画を立てて月1回以上の回収を実施した場合は7円/Kgになります。

省エネルギー型製品購入に対する補助を拡充します。

達成率 4

低公害車購入費補助=平成21年度・22年度は補助額を8万円から12万円に増額。また、平成21年6月から事業者が購入する低公害車も補助の対象になりました。平成21年度まではエコウィル(5万円/台)、エコジョーズ(1.5万円/台)、エコフィール(1.5万円/台)、エコキュート(4万円/台)に対する補助を実施。平成22年度からは燃料電池コージェネレーションシステム(エコファーム)に対する補助(10万円/台)を実施しています。

公共施設において地球にやさしいエネルギー利用を促進します。

達成率 4

公共施設への太陽光発電システムの設置 平成21年・・・刈谷駅北口駐輪場5kW、新第2学校給食センター20kW 平成22年度・・・総合文化センター9.12kW、新庁舎30kW、中学校(6校)160kW 平成23年・・・総合健康センター10kW その他に、新庁舎・総合健康センターに屋上緑化、新庁舎に省エネ型人感センサー付きの照明道具を導入しています。

リサイクルプラザを拡充します。

達成率 4

平成20年7月=リサイクルプラザ(逢妻町)内に布類の回収と傘の修理を行なう『マザーズ工房』を設置しました。平成21年4月=市内2ヶ所目のリサイクルプラザをクリーンセンターにオープンしました。

人と自然がふれあう花や緑豊かな潤いの場づくりを進めます。

地域における「花いっぱい運動」を推進します。

達成率 3

緑の募金等を活用し、地区に花の苗等を配布して身近な場所の景観や環境の改善や明るい街づくりを進めています。

岩ヶ池から小堤西池にかけて緑いっぱいの遊歩道を整備します。

達成率 3

岩ケ池公園第3期整備区域から洲原公園までを『レストラーレ基本構想』に基づき、洲原緑道として整備を進めています。

自然と調和した緑豊かな岩ケ池公園の第3期整備を推進します。

達成率 1
岩ケ池公園の第3期整備

岩ケ池公園の第3期整備は、岩ケ池の湿地を活用し、カキツバタなどの水性植物を通して花木を楽しめる空間とした整備を計画していますが、税収の急激な落ち込みにより整備が少し遅れています。