神谷まさひろのコロンブスレポート

2003.9
Vol.21

コロンブスが偉大なのは、アメリカ大陸を発見したから偉大なのではありません。アメリカ大陸があるのかないのかわからないのに大西洋に船出したから偉大なのだと思います。 答えのあることが判っている問題を一生懸命することは勤勉であります。チャレンジとは答えがあるのかないのかわからない問題に向かって挑戦することだと思います。

“挑戦しなければ見えてこない”

この言葉を強くかみしめながら、「明るい豊かなまち刈谷」をめざして若者らしく・一生懸命頑張りますので、ご支援とご鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

今までのレポートはここです

 阪神タイガースファンの皆様、優勝おめでとうございます。前回から18年という歳月が流れましたが、そんなに前の出来事?と感じたのは私だけかな(^^:)?さて今年の中日は果たしてAクラスに残れるでしょうか?来期の監督は誰がやるのでしょうか?ドラフト指名選手は誰だろ?実は今からストーブリーグまでのプロ野球が私は一番好きなんです。
【編集長】


- 9月議会一般質問 -

9月2日から始まった刈谷市議会9月議会において、神谷まさひろは『刈谷駅南口再開発』など3つの項目について、約1時間の一般質問を行いました。このコロンブスレポートではその内容について、Q&A方式にてポイントをご説明いたします。

刈谷駅南口再開発と介護予防施策

Q1 商業施設に予定しているフィットネスクラブの概要は?
A1 商業施設の2F部分に面積約2500u。内容はプール・トレーニングジム・エアロビクス等のスポーツ施設を検討

Q2 フィットネスクラブの内容は一ツ木福祉センターの「いきいきプラザ」を大きくしたようなもの、そこで介護予防施策の一環として、「高齢者は無料で利用することが出来る」などの助成策を行ってはどうか?PFI的な発想で非常にユニークだと思うが・・・
A2 高齢者の健康増進の場として利用できるよう、助成策を検討したい

ところで『PFI的な発想』ってなに????
 
本来行政が行うべき社会資本整備を民間が行い、そのサービスに対する対価を行政が負担するというしくみがPFIです。この方式を導入することにより、事業の効率化と公共事業費の削減を目指しています。地方自治体が財政的に非常に厳しい中、全国的にこの手法を使っての整備が増えてきています。特に規制緩和の動きを追い風に介護などの医療分野やごみ処理などでも目立ってきました。
 但し今回まさひろが提案した「刈谷駅南口にできるフィットネスクラブを介護予防施策の一環として無料でお年寄りが利用できるようにしてはどうか」という提案は本来のPFIではありません。しかし「一ツ木福祉センターいきいきプラザのようなものを市が高い投資をして建設しなくても、民間事業者が同種の施設を作ってくださるのだから、初期投資なしにランニングコストの負担だけで利用させてもらってはどうか」というこの考え方は、PFIの発想と同じようなものですのであえて『PFI的な発想』と表現しています。

Q3 生涯学習センター・市民ホールについて、これまでどのように市民の声を聞いてきたか?
A3 平成9年に「市民意識調査」、平成11年に市民活動団体を対象にアンケート調査、平成12年に大学教授や専門家から施設計画や機能などの提言、現在市民会館の自主事業の際にアンケート調査

Q4 生涯学習センター・市民ホールについて、施設利用者である文化協会や障害者団体などと公団が直接意見交換を行って、詳細設計にその声を反映させてはどうか?
A4 今後公団と協議したい

Q5 公益駐車場の概要は?
A5 地上5階建て6層、駐車台数は約650台

Q6 駅前という立地や、隣りに商業施設があることを考えると、公益施設利用者のためだけの公益駐車場という位置づけよりも、広く一般の人が使える公共駐車場という位置づけにした方が良いのではないか?
A6 公益施設利用者に対しては利用しやすく、また他の利用者にも有効に利用できるような方法を検討する

Q7 駅に最も近いところにある「ふれあい広場」の概要は?
A7 面積は約2500u 樹木等をなるべく多く配置し市民の憩いの場

Q8 「ふれあい広場」は賑わいの創出も必要。そこで商業者等がイベントなどに自由に使えるように、民間で管理・運営をしてはどうか?
A8 「ふれあい広場」は行政財産なので一定の制限がある。しかし、駅前の賑わいを創出するような使い方ができるように、今後検討したい

刈谷駅南北連絡道路の南伸道路計画

Q1 刈谷駅南北連絡道路の南伸道路計画の概要とスケジュールは?
A1 県道岡崎刈谷線から交通児童遊園を横断して、高齢者福祉施設ひまわりまでを結ぶ道路。
今年度地元説明会と市道認定を行い、平成20年には刈谷駅南北連絡道路と同時に完成予定

Q2 この道路により分断される交通児童遊園はどうなるか?
A2 一部の遊具等への影響はあるが、残地において交通児童遊園の機能は果たせると判断した。今後、中央児童館も含めた土地利用計画を策定して、魅力ある交通児童遊園となるよう検討する

市内2番目の知的障害者授産施設の委託先は觀寿々会に!

 来春井ヶ谷の地にオープンします、いわゆる『第2すぎな作業所』の委託先として、觀寿々会に決定したとの報告が福祉経済委員会の中でありました。現在の『すぎな作業所』は定員一杯の状態にあり、かねてより新たな授産施設の建設が計画されていました。そしてその計画段階で私は次のように提案していました。
建設が進む「第2すぎな作業所

「福祉関係は必ず福祉事業団が行うべきだという固定観念では、業務がよりよくなるための競争原理が働かないのではないかと思います。福祉に競争原理をと言うと、なんとなくマイナスのイメージにとられる恐れがありますが、競争原理というのはどの分野においても、あくまで互いに切磋琢磨をして、コスト削減とサービスの向上を目指す取り組みであると思いますので、決してこの福祉の分野においても競争原理がなじまないということはないと私は思います。そこで、現在井ヶ谷の福祉用地に計画されている第2すぎな作業所について、福祉事業団以外の団体に委託する考えはありませんか?」 (平成14年6月議会一般質問にて)

この発言を受けて、民間への委託が決定し、先の7月に公募がされていました。

 地元の社会福祉法人ひかりの家など3つの法人がエントリーされ、9名の選考委員により『授産種目』『地域移行に関するプラン』『経営状況』など全部で14項目にわたる審査の結果、総合点で最も優れていた社会福祉法人觀寿々会に決定したものです。この法人は同じ井ヶ谷の地で、特別養護老人ホームや知的障害者の入所施設などを運営しており、立地の良さや過去の実績、法人の財務内容などでは確かに優位にあると思います。

 選考委員の方が責任を持って決定されたことですので、もちろん私もその決定は尊重したいと思います。しかし、私の本音をこの紙面上でちょっぴり言わせて下さい。

 先ほど紹介した平成14年度6月議会で私は、次の様な主旨での発言もしていました。


「たとえばひかりの家などはこの度社会福祉法人として認可を受けて自立してゆこうとしています。そうした中、財政的な基盤といいますか、裏付けとなるような事業が今後必要になってくるのではないかと思います。そういったことに対して後押しをするといった意味合いも、ひかりの家に対する委託にはあるのではないかと思います。」

 ひかりの家は沢山の方の善意によって現在運営がされている素晴らしい団体です。地元刈谷で生まれ、沢山の方の真心により成長してきたひかりの家を、社会福祉法人として更に素晴らしい法人になるように後押ししてゆくことは行政の担うべき役割の一つだと私は考えています・・・・・。
 次の機会にはぜひ受託できるよう、ひかりの家の更なる飛躍を期待したいと思います。

「地域は地域で守る」総合防災訓練を実地

8月31日(日)、総合防災訓練が総合運動公園で行われました。
毎年こういった総合防災訓練を行ってはいますが、今年は愛知県と刈谷市の共催で行われたために、消防や自衛隊、地元企業など59の機関、住民2200人を含む計3300人が参加しての大規模な訓練となりました。


防災に関することは
企画総務委員会の所管です。
--森田副委員長と最前列の席に--

ボランティア団体の人たちによる
非常食の炊き出し

地元自主防災会による避難訓練


新たに購入した給水車2tの水を積んでいます。


特設テント内でけが人の応急処置
補正予算における災害対策関連事業
(学校・幼稚園関係抜粋)


震災対策整備事業
(小学校=耐震設計委託) 11,000
富士松北小学校(体育館)
住吉小学校(体育館)
小高原小学校(体育館)
かりがね小学校(体育館)
双葉小学校(体育館)
亀城小学校(南舎)

震災対策整備事業
(中学校=耐震設計委託) 7,300
富士松中学校(体育館)
刈谷東小学校(体育館)
刈谷南小学校(北舎)

園舎改修事業
(幼稚園=強化ガラス設置工事) 25,000
刈谷幼稚園
住吉幼稚園
東刈谷幼稚園
小垣江幼稚園
単位(千円)
衣浦東部広域連合としては初めての防災訓練


トヨタ企業による特設自衛消防隊

災害対策本部長の榎並市長
--被害状況を神田知事に報告--


ヘリコプターを使いビルの屋上から救出
「6機も飛来し、近づくたびに舞い
上がる砂じんには往生しました。」

災害にはやはり頼りになる自衛隊

昨年行った「平成15年度の予算要望」の結果は如何に・・・

 私の所属します自民クラブでは、毎年この10月に「来年度の予算編成に対する要望」を市の当局に対して提出します。ちょうど今、平成16年度予算に向けて会派の中で話し合いがされているところです。昨年要望した項目のうち「実現したもの」「実現に向けて前進したもの」「実現は非常に難しそうなもの」など様々ですが、今回の予算要望を出すに当たって、昨年の結果がどうであったかはもちろんとても重要な事であります。そこで、昨年要望した項目についてどういった状況にあるのか皆様と共に検証してみたいと思います。但し、昨年要望した項目は全部97項目もあり、全てをこの紙面で紹介することはできませんので、コロンブスレポートVol.18で紹介した11項目について検証してみます。

1. 中部市街地の整備促進

銀座通り周辺整備については、市街地の整備改善と商業の活性化が一体的に推進できるように現在調査しているとのことです。9月議会補正予算において、「銀座通りの再開発における調査費560万円」「銀座魚町の道路拡幅調査費260万円」が付きました。

2. 旧ユニー・文助跡地の公共施設計画促進

現在商工会議所が中心になってTMO構想の策定が行われています。そういった意味では、現在計画策定のボールは民間側にあるので、そのボールが行政側に投げ返される来春以降、その計画との整合性をとりながら進められて行く可能性があると思います。

3. 刈谷駅南口再開発事業の早期着工

4月4日に都市計画決定を終え、現在、公益施設・商業施設及び住宅を含めた複合施設の再開発事業として、平成20年の完成に向けて都市基盤整備公団施工で進んでいます。

4. 旧依佐美送信所跡地利用の早期着工

「刈谷フローラルガーデン」を基本コンセプトとする公園が整備されます。平成15年度は実施設計が行われています。




5. 刈谷駅連絡通路北側エレベーターの早期設置

平成15年度当初予算で450万円の予算が計上され、地質調査と設計がされました。これまでの行政の進め方だと、今年設計をすれば来年度が設置のための工事という様に、一年に一歩づつ前に進んで行くのが普通でしたが、なんと9月補正予算で5000万円の設置予算が計上されました。『念ずれば花開く』・・・来年の春には設置完了です。

6. 刈谷街道踏切(アピタの前)の拡張整備

平成14年度に設計は行われていますので、後は工事に着手するだけです。この工事は、予算は刈谷市が出して工事を行うのはJRです。平成16年の工事着手に向けて、現在JRと協議をしています。

7. 公共施設連絡バスの毎日運行



今年の10月から毎日運行が実現します。これまでは一日4往復だった便も5往復に増便され、刈谷駅の北口にも新たに停留所が設置されます。(但し、駅の構内への乗り入れは民業圧迫の恐れがあることから行わず、穂高スポーツさんの前に止まります)

8. 障害児の普通学級への積極的受け入れと補助教員制度の導入

補助教員制度の導入については、残念ながら実現していません。保育園や幼稚園において障害児のいるクラスでは、市の予算で保育士の加配が行われています。そのしくみが小学校においては現在はない状態です。補助教員制度ができれば、普通学級での受け入れももう少しスムーズに行うことができ、その事はノーマライゼーションの理念にも沿っていると思います。今後も引き続き要望して行きます。

9. 特別養護老人ホームの建設

今年の4月に市内2カ所目となる特別養護老人ホームが井ヶ谷にオープンしました。これで現在刈谷市には100人の入所定員の施設が2カ所あります。
しかし、現在でも沢山の方が入所できずに待機している状態です。事実私の所にも入所を希望される相談がよく寄せられます。現在の計画では、平成19年度に市内の中心部または南部に新たに設置の予定です。

10. 肢体不自由者入所施設の建設

 「広域圏での調整を進めています」というのが市当局からいただいた回答です。どの市の総合計画を見ても、このように「広域で考える」という表現になっていて、責任の転嫁のように思われます。ぜひ刈谷市内で実現して欲しいと考えています。また今後は、入所だけでなく通所も含めて要望して行きたいと思います。
 この件についてはある方からこんな指摘をいただきました。「施設に入れてしまうという考え方でなく、家庭や地域で普通に生活が出来、障害者が自立できるしくみを作ることの方が大切で、それこそがノーマライゼーションの考え方なのよ」・・・・確かにその通りだと思います。
 しかし一方でこういった声を聞いたこともあります。「自分が死んでしまった後、この子の世話を誰がしてくれるのか?その事を考えると、この子を殺して自分も死のうと思ったことが幾度となくあります」・・・この方にとっては安心して預けられる施設の整備が願いであると思います。

 障害者をお持ちのご家族の考え方や願いには色々なものがあります。『われわれ政治のすべきこと』それは、そうした願いに答えるための選択肢を少しでも増やして差し上げることではないかと思います。その選択肢の一つとして、今後も「肢体不自由者入所・通所施設の建設」を要望し、重度重複障害者の活動場所の充実に努めたいと思います。


11. 養護学校の誘致

「半田地区と大府地区に養護学校が併設され、刈谷市もその通学範囲になりますので、刈谷市への誘致は難しいと考えます」というのが市当局からいただいた回答です。県の施設であるため、一市議会議員としては要望する力の限界を感じます。申し訳ありません。今後は引き続いての要望と共に、それらの養護学校に通う方に対して市として出来る支援方法も要望して行くつもりです。


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