2001.9
Vol.13

ロンブスが偉大なのは、アメリカ大陸を発見したから偉大なのではありません。アメリカ大陸があるのかないのかわからないのに大西洋に船出したから偉大なのだと思います。 答えのあることが判っている問題を一生懸命することは勤勉であります。チャレンジとは答えがあるのかないのかわからない問題に向かって挑戦することだと思います。
“挑戦しなければ見えてこない”

の言葉を強くかみしめながら、「明るい豊かなまち刈谷」をめざして若者らしく・一生懸命頑張りますので、ご支援とご鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

今までのレポートはここです

今回のコロンブスでは、市民レベルにどれだけ行政が近づけるかがポイントなのですが、下記の学校での給食費・教材費の口座振替の問題をお願いしたのは実は私なのです。小学生の子供のために、給料振込先の銀行口座とは別に学校指定の口座を作り、銀行間を行ったり来たり。。。なんとかしてくれ〜(−−:) [編集長]

―― 平成13年9月度定例議会 ――

 9月議会において神谷まさひろは(1)障害者福祉について(2)生活者の視点での行政サービスについての2つのテーマで約1時間一般質問を行いました。今回のコロンブスレポートVol.13では(2)のテーマについてご報告いたします。

― 生活者の視点での行政サービス ―

 サービスを提供する側である行政と、受け手である生活者(市民)との間にあるサービスに対する見解の違い・感じ方の違いといったことについて、4つの事例を示しながら、行政サービスの在り方について問題提起しました。

(1)学校での給食費・教材費の口座振替について

<問>
学校での給食費・教材費の引き落とし口座は一部の金融機関に限られています。仮に給料振込がこの指定金融機関以外であったならば、毎月その金額を移動しなければなりません。一方『刈谷市口座振替依頼』の手続きをすれば、税金などのほか上下水道、市営住宅などの使用料や幼稚園・保育園の保育料、幼稚園については給食費まで、市に収めるお金は全て、市内にある全ての金融機関で引き落とすことができます。
なぜ学校に収めるお金だけ金融機関が限られるのか、他のものと同様に全ての金融機関でOKというシステムにできないか?市民にとってはどちらも同じ「市に収めるお金」だ。

(答)
教材費は公金として考え難い(給食費は公金)ため、市の歳入システムで扱うことは難しいが、今後学校や金融機関と協議しながら良い方法を研究して行く。

(2)市民センターの有効利用について

<問>
市民センターは「公民館」「老人センター」「児童館」の複合施設であり、使用する用途がそれぞれに決まっています。しかし、市民にとっては部屋に色が付いているわけではありません。そこで、
児童館の遊戯室を学童保育の終了した夕方6時以降は、公民館のいわば2つ目の大集会室といった発想で用途を切り替えて使用できるようにしては?

(答)関係部局と調整のうえ前向きに検討=(実行して下さるという意味)

(3)幼稚園の保育時間について

<問>
現在、刈谷市の公立幼稚園での平日の保育時間は、
3歳児  8:40〜13:30
4歳児  8:40〜14:30 です。

3歳児のほかに、4・5歳児の子供を持つお母さんにとっては、1時間の間に2度もお迎えのために、家と幼稚園を往復しなければなりません。
 なぜ、3歳児と4・5歳児で降園時間に1時間の差があるのか?

(答)
平成6年度までの降園時間は3・4・5歳児ともに午後1時30分。
平成7年度から4・5歳児は午後2時30分に延長したが、3歳児については体力的・精神的な面を考慮して1時30分のままとした。

<問>
西尾や高浜市などでは、3・4・5歳児全て2時30分の降園時間で行っています。同じように2時30分にできないか?

(答)
3・4・5歳児の降園時間を統一している市では、保護者が幼稚園と保育園を選択する体制の条件が十分に整っていない。そのため幼稚園と保育園が歩み寄った形での運営形態になっている。刈谷市の場合、保護者が幼稚園と保育園の保育時間や保育内容などを理解した上で選択できる体制になっている。3歳の子供達にとって現状が適切であると認識している。

(4)保育園の保育料について

<問>
同一世帯から2人以上の児童が保育園に入所している場合、2人目3人目については保育料の軽減措置が行われています。

その制度は、

【A】1人目は(一番上の子=最も保育料の安い子)全額
   2人目は半額
   3人目は(一番下の子=最も保育料の高い子)10分の1

このように期待していたのに、実際はその逆で

【B】1人目は(一番上の子=最も保育料の安い子)10分の1
   2人目は半額
   3人目は(一番下の子=最も保育料の高い子)全額

でした。
 少子化対策と子育て支援策として、せっかく行われているのなら、けちっているような中途半端な制度【B】にしないで、【A】のような制度で
徹底的にやって本当に喜んでもらえるような形にすべきでは?

(答)
所得の低い世帯に対しては、経済的負担を軽減した【A】の方法で、所得の高い世帯については、応分の負担をお願いする【B】の方法と、世帯の所得によって2つの制度を併用している。全てを同じ【A】にすると所得階層によっては、3人分の保育料の合計が、1人分の保育料を下回る現象になってしまう。


一般質問の最後に『生活者の視点=100円ショップの経営感覚』を提案

 上の2つの絵は何でしょうか?もちろん、左側はエンピツですね。実は右側もエンピツなのです。エンピツを上から見たところです。そしてこの2つの絵ともに、エンピツを描いた絵としては、間違いないのです。単に見る方向が違うだけのことです。 同様に現在刈谷市で行われている行政サービスは、『公平性・ルール通り・他の施策との整合性・前例』等といったものさしで、行政側から見た時に、全てにおいて間違いはないのです。しかしサービスの受け手である生活者(市民)は別の方向からそのサービスを眺め、期待します。『便利さ、多様性、きめの細かさ』といったものさしで・・・ そしてそれらも間違いではないのです。そこにあるのは、サービスの提供者である行政と、サービスの受け手である生活者との見る方向の違いだけなのです。

 皆さんも一度は100円ショップをのぞかれた事があると思います。「よくぞこんな物が100円という安さで売ることができるなぁ!」と驚かされるような物まで100円で売られています。 それらは、これまでの物づくり・商売の発想ではとても売ることが不可能であったと思います。つまり「材料費はいくらで、製造、販売、物流などのコトがいくらで、利益はいくらで・・・従ってこの商品は○○円で売るのが適切だ。」という提供する側の論理では、あの商売は成り立たないのです。
 「1コイン(100円)なら買ってもよい」という消費者の側に立って、「100円で売るためには、どんな物を、どれだけのコストと利益で作ることが可能であろう」と考えた時、始めて全商品100円という商売が成立するのだと思います。

 市役所の中で何十年と仕事をしていると、ややもすると、商売でいうところの消費者の視点、行政サービスでいうところの生活者の視点が薄れてくるのではないかと思われます。
 あらゆる施策を実行する前に一度、生活者の側から眺め検討すると、よりお客様(市民)に満足していただけるような商品(施策)ができるのではないかと思います。 キーワードは「どうしたら100円で売れるか」だと思います。


― 9月補正予算での主な事業 ―

1、神明公園を整備します。   約1、000万円
複合遊具(すべり台、ブランコなど)、藤棚、ベンチ、水飲みなどを設置します。
工事期間は10月〜12月です。

2、子供たちの安全確保のために   約6、000万円
監視カメラを設置   保育園 9園、幼稚園15園
門扉を設置      小学校13校、中学校 5校

3、介護保険在宅サービス 低所得者の負担額を軽減します。 約3、000万円
対象は年収が103万円(家族が2人以上の場合は164万円)以下の要介護被保険者。

10月からホームヘルプサービス → 利用者負担額3% (国の基準は10%です)
       その他の在宅サービス →    //  5%

4、ゴミ焼却処理場(クリーンセンター)建て替えのための基金積立  2億円
 これで基金合計は約16億円となります。知立市と共同で運営しているこの施設は
昭和61年に供用開始され、既に15年が経過しています。

5、自転車等放置禁止区域の歩道にステッカーを   150万円
 刈谷駅・刈谷市駅・富士松駅周辺は『自転車・原動機付自転車の放置禁止区域』に指定されています。今回、区域の歩道(一部車道)に100枚のステッカーを貼り、ルールの徹底を呼び掛けます。参考までに、昨年度刈谷駅北口だけで601台の放置自転車が移動されています。

6、双葉保育園の園庭用地を購入します。   3、400万円
 ここ数年育児休業制度の定着により、0歳児保育の希望者が増加してきました。そこで双葉保育園では、平成11年度に園舎を増築したのですが(定員130名→150名に増員)、その結果園庭が狭くなってしまいました。当初予算で604m2を購入したのに続き、今回の補正予算で266m2の土地を購入します。

7、万燈の製作・保管倉庫を建設します。   約900万円
 6月の補正予算で用地を購入しましたので、9月補正で建設します。今回建設します広小路5組は、これまで万燈の製作をテント内で苦労して行っていました。これで7町全てに万燈製作場が整います。


―  刈谷市の水道料金は最も安い! ―

 水道料金が2004年度まで据え置かれる方針であることが、9月4日の一般質問の中で明らかになりました。(新聞記事参照)
 県営水道が値上げされる中、市民にとってはありがたいことですが、現在の水道料金そのものが他市にくらべて高ければ、据え置きになんの価値もありません。
 そこで西三河8市の水道料金を調査してみました。

水 道 料 金  (円)

口径13mm
(20m3/月税込み)
口径20mm
(20m3/月税込み)
刈谷市 1,932 2,215
岡崎市 2,152 2,436
碧南市 1,995 3,045
豊田市 2,635
安城市 2,100 2,520
西尾市 2,194 2,562
知立市 2,299 3,150
高浜市 2,089 3,076

 ご覧のように西三河8市の中で刈谷市の水道料金が最も安いことがわかりました。いくら安くとも無駄遣いは厳禁ですけどね!



 ― 桜 区 の 歩 み ―
 
桜区歴史研究会

「生まれ育った桜区の歴史を後生に伝えたい」そんな思いで地元の有志が昨年4月に集まった。
資料も少なく写真もないスタートから考えればよくぞここまで作り上げたものだと感心させられた。そんな「桜区の歩み」から抜粋して送る今回のSNAP×SNAPは桜区の今昔写真集。


 

陸橋がないけど面影はあるよね。 現在のアピタ前
 
幼少時には早朝深夜のブルートレインをこの踏み切りまで見に行き、よく母親に怒られました。トホホ。[編集長]

ー 市政報告会の講師  中山靖雄氏との出会い ー

 11月18日(日)に予定しています私のタウンミーティング(市政報告会)に講師として、伊勢青少年研修センター所長の中山先生をお呼びしています。「市政報告会になぜ講師?しかも市外の人を・・」と疑問に思われた方も多いと思います。 私と中山先生との出会いは、1983年私が23歳の時に入会した(社)刈谷青年会議所(JC)で1泊2日の研修に参加した際、講師として私たちを指導して下さったのが中山先生でした。研修の中には、伊勢神宮の前を流れる五十鈴川での水行(みそぎ)もありました。2月の寒空の下、川の中に肩まで身を沈ませるのですから、その時の寒さと、水行を成し遂げた後の自信と満足感が大きな思い出として残っているのですが、私にはそれ以上に中山先生の講話がいつまでも心に残っていました。内容は「心」をテーマにした素朴なものですが、大きな感動を与えてくれました。
 私の議員活動の「心の原点」がこの話にあったといっても過言ではないと思います。私がホームページやコロンブスレポートなどで掲載している『生きているということは誰かにお世話になっていること、生きていくということはそれをお返ししていくこと』というフレーズも、中山先生が研修の中で言われた言葉です。その他に研修の中で心に残っている言葉を紹介しますと、

● 苦しいから逃げるのではなく、逃げるから苦しくなる

● 一人では何もできない、一人が始めなければ何もできない

● この世は嫌なことばかり、それでもやらねばならないことばかり。
     どうせやるなら喜んでやろう

● 力があるから重荷が背負えるのではなく、重荷を背負うから力が出る

● 百知って何もしないより、一知って一実行するほうが尊い

● 今一生懸命努力して立派な人になるのではなく、今一生懸命努力している人が
     立派な人である。

《写真 中日新聞社提供》

 『まちづくりは人づくり』どんなにまちが整備されて美しくなっても、そこに住
む人々の心が豊にならなければ意味がありません。
 神谷まさひろの『心の原点』に触れる市政報告会、このまち(刈谷)のこと、そ
して、あなた自身のこと、一緒に考えてみませんか?

中山靖雄氏プロフィール
出身    熊本県大津町
生年月日 昭和15年3月17日
略歴    昭和37年 学習院大学政経学部卒
       39年 東京オリンピック世界
            青少年キャンプ日本団役員
       43年 メキシコ  //
       平成 3年 JC青年の船講師団長
       12年 文部省社会教育功労賞を受賞
       現在    伊勢青少年研修センター所長
            『テレビ寺子屋』
            (フジテレビ系)講師


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 神谷まさひろ後援会では年間6回程度コロンブスレポートを発行しています。
(号外を含む)後援会事務所まで電話又はFAXでご連絡くだされば、定期的に送らせていただきます。市民と行政を結ぶ情報誌としてぜひご覧下さい。(無料です) 尚、バックナンバーVol.1〜Vol.12(一部コピーも有り)ご希望の方もご連絡下さい。

=後援会事務所=

TEL 23-0344  FAX 23-1399

 

神谷まさひろ座右の銘
【生きているということは誰かにお世話になっていること
生きていくということはそれをお返ししていくこと】

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