刈谷市大型公園等特別委員会 視察・所感

氏名  神谷 昌宏   

 これらの施設のうち特に陸上競技場の利用状況などについて質問しました。
 陸上競技場の利用者数は年間約48,000人ですが、サッカーの試合はJリーグなどの全国レベルのものに限られているために、試合数は僅か年間14試合ほどです。したがって、陸上競技の利用者48,000人は全て陸上競技での利用者であると言っても過言ではありません。つまり陸上競技場の中の芝フィールド部分は、市民(県民)がそこでスポーツを行なうための施設ではなく、トップレベルのサッカーを観るための施設であるということであります。では、そのトップレベルのサッカーをどれだけの人が見ているかというと、観客数の過去最高は、モンテディオ山形対浦和レッズの11,000人であり、その他の観客が多く埋まっても、4,000人〜5,000人程度、通常は数千人だそうです。

 年間僅か14試合・観客僅か数千人のためにこれだけ立派なフィールドを建設し、芝の維持をしてゆく必要があるのか?刈谷市においても現在見直しが行なわれている計画の中で、『トップレベルのスポーツを観るための施設か』または『市民が気楽にスポーツをするための施設か』の議論をきちんとしてゆく必要性を感じました。

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